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親知らずが痛い… 顎に違和感が…
放っておかないで!いつでも相談を

口腔外科では、口の中で起こる色々な疾患に対応します。口の中だけに限らず、口腔周囲の隣接する組織に起こる疾患、全身疾患と関連のある口腔内疾患の治療などを行っています。

親知らず

親知らず(智歯)は、口の最も奥に生える永久歯で、10代後半頃から生えてきます。中には一生生えてこない人もいます。完全に生えてしっかり咬んでいたら問題はありません。顎が小さくて斜めや横に生えていたり、まっすぐ生えていても歯の上に歯肉が被っていたりする場合は、歯と歯肉の間に細菌が繁殖して体の免疫が低下した時に腫れて炎症(智歯歯周炎)を引き起こします。また、炎症ではなく虫歯になっていて痛みだす場合もあります。

横向きの親知らず

親知らずが少し顔を出しているのに、それ以上生えてこないという時は、横に生えている可能性が高く、これから出産する予定のある女性には、以前腫れたことがある・腫れそうな生え方をしている場合に抜歯を勧めています。(妊娠中や授乳中に腫れた場合、抗生剤や鎮痛剤は服用ができないため)ただし、炎症を起こしている時はすぐに歯を抜くことができません。一度、抗生物質で消炎してからでないと、麻酔が効かない・術後出血が止まらないなどのトラブルが起こるからです。

当院では、横向きの親知らずなら麻酔を入れて15~30分程で抜くことができます。完全に骨に埋まっている場合でも、症例にもよりますが30~45分ほどで抜歯できます。

顎関節症

顎関節症は、顎関節やそれを動かしている筋肉に痛みや動きの制限が生じる病気です。
主な症状は、「口を大きく開け閉めした時に痛い」「口を開けた時にカコッ、ゴリッという音がする」「口が大きく開けられない」などがあります。親知らずや唾液腺の炎症などがある場合にも、顎関節症と似たような症状が出ることがあります。

自覚症状が出にくいので注意が必要

初期症状は上記のようなものですが、状態がひどくなると食事も思うようにとれなくなるなど、生活に支障が出てきます。また、自分の顎の形に合わない詰め物を入れることで、数年後に顎関節症の症状が出るケースが多く、患者さん自身も原因を自覚していないことがあります。

顎関節症の分類(日本顎関節学会より)

Ⅰ型
筋肉が痛むもの(咀嚼筋痛障害)
「咀嚼筋」という口を開け閉めする筋肉が痛む。食事中などに頬やこめかみが痛む。
Ⅱ型
関節が痛むもの(顎関節痛障害)
関節に痛みがあるもので、口を開け閉めする時に、耳の中や周りが痛む。
Ⅲ型a
関節円板がずれているが口は開けられるもの(復位性顎関節円板障害)
関節内の軟骨(関節円板)にずれがあり、口は開けられるが、その際にカコッという音が鳴る。
Ⅲ型b
関節円板がずれて口が開けられないもの(非復位性顎関節円板障害)
関節内の軟骨(関節円板)にずれがあり、関節の動きを阻害しているため、顎がひっかかり口が十分に開けられない。
Ⅳ型
関節の骨が変形しているもの(変形性顎関節症)
骨に変形があり、関節内部に損傷があるため、口の開け閉めの際にジャリジャリした音が鳴る。

このような症状が複数のタイプにまたがって出る方が多い様です。それが原因で、頭痛や首、肩の痛み、肩こり、腰痛などの全身症状も発症します。当院では、顎関節や筋肉、靭帯などから根本的に見直し、原因を追究します。考察のもと、歯周病治療やインプラントなどの処置により見違えるほど改善することもあるのです。 今まで治療を重ねても症状が治まらない方は、ぜひ一度ご相談ください。

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